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睡眠負債の話 [眠りについて]

”睡眠負債”

という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

実は、寝不足の日が続くと、少しずつ睡眠不足が借金のように積み重なってくるのです。

それが”睡眠負債”です。

健康でいるためには、

1.睡眠負債を作らない。

2.睡眠負債を作ってもすぐに返す。

ことが必要です。


返すにはどうすればよいか?

それは、いつも以上に十分な睡眠を取るだけです。

例えば、いつも7時間寝ている人が、5時間の睡眠の日があったとすると

単純に考えてマイナス2時間の睡眠負債となります。

しかし、7時間+2時間=9時間の睡眠を取る必要はありません。

実際には、8時間ほどの睡眠をとり、気持ちよく起きることができれば

これで十分です。


睡眠不足が続くような生活はとても危険です。

月曜~金曜まで十分な睡眠が取れないのであれば、

土曜・日曜でしっかりと睡眠負債を返済しましょう!


ちなみに休みの日にしっかり寝ても”寝貯め”は出来ませんので要注意(笑)



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真夏の熱帯夜対策!エアコンに頼らず快眠する3つの法則。 [眠りについて]

前回の記事の続きです。

http://salaf.blog.so-net.ne.jp/2011-05-30

熱帯夜の寝苦しさの原因は、なんとなく分かってもらえたと思います。

それでは、具体的にどうしたら快適に寝られるか?

しかもエアコンに頼らずに。

基本となる法則は次の3つです。


~ 真夏の”快眠”を手に入れる3つの法則 ~


1.早寝早起きの生活リズムを作る。

2.昼間の寝室の温度上昇を防ぐ。

3.自然な体温調節機能「汗」の力を有効に使う。


「1.早寝早起きの生活リズムを作る。」は当たり前のようですが、特に夏は重要です。

夏の睡眠の特徴として、日の出とともに体が目覚め、睡眠時間が少なくなるという説明を

しましたが、やはり早く寝ることにより睡眠時間を増やすことが必要だと思います。

そのためには、「早く寝る」という生活習慣を作ることが大切です。


「2.昼間の寝室の温度上昇を防ぐ。」エアコンで冷やすことを考えるより、まず室温を

上げない工夫をしましょう。遮光カーテンやすだれ、外壁に水をまく、最近では窓に貼る遮熱

フィルターもあると思います。そして窓を開けられる環境なら風通しも重要です。

エアコンはそのあとで考えましょう。


「3.自然な体温調節機能「汗」の力を有効に使う。」3つ目ですが、体を健康に保つため

には、もっとも大切なことかもしれません。

人は眠るとき、体から熱を放出させて体温を下げます。夏のように室内の温度が高い状態

では、スムーズに体温が下がらないのですが、こんな時に「汗」かいて体温を下げる機能が

備わっています。運動をしたり体を動かした時に汗は出ますが、寝るときにも「汗」は

重要な役割を担っています。

しかし、エアコンを使ったりして、強制的に熱を奪ってしまうと「汗」の出番がなくなってしまいます。

汗は、血液から作られます。汗をかけば血液の流れも忙しくなり、体中の循環がよくなります。

しかし、「汗」をかかない環境にずっといると、「汗」をかく機能が失われ、体の循環の

バランスも崩れてしまいます。だから適度に汗をかくことは大切なことなのです。

そして、汗をかくことは睡眠にとっても大切なことです。

↓ 汗と睡眠の関係についてはこちらを見てください。

http://salaf.blog.so-net.ne.jp/2011-03-08


そして重要になのが、「汗」の力を有効に引き出すための寝具です。

夏の寝具には、「吸水」「速乾」「通気」の3つの機能が必要だと言われています。

これは、「汗を受け止め」、「蒸発させ」、「逃がす」必要があるからです。

体から出た「汗」がスムーズに蒸発して、体から熱を奪って逃げていく、

そんな寝具を選んでみてください。



熱帯夜を快適に眠るためには、3つの法則を守った上で

「汗」を力を有効に引き出す寝具「サラフ」をぜひお試しください♪


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真夏の熱帯夜対策!なぜ熱帯夜は眠れない? [眠りについて]

久しぶりのブログです。

今年はゴールデンウィーク前後から気温が上がり

早くも夏の訪れを感じる季節感となっています。

昨年ほどの猛暑になるかどうかは分かりませんが

節電が叫ばれる中、真夏の熱帯夜対策も重要になってくることが予想されます。


そこで、熱帯夜をエアコンに頼らず乗り切る法則を3つにまとめてみました。


まず・・・夏の夜はなぜ熟睡できないか???


人は眠るときに体温が下がります。

この体温は「深部体温」と呼ばれる体の内部の温度で、「皮膚温」と呼ばれる表面の温度とは違います。

深部体温は「脳の温度」とも言われ、しっかりと下がらないと良い眠りが取れません。

深部体温は、肌の表面から熱を放出することで下がっていくのですが、

(眠くなると手が暖かくなるのはこのためです。)

夏のように室温が高い環境では、熱が放出されにくく、スムーズに深部体温が下がりません。


それから、夏の睡眠時間にも問題があります。

夏は日の出の時間が速いため、早い時間から心室が明るくなり、気温も上昇します。

人の体は光に反応して、活動を始めるので他の季節に比べて睡眠時間が短くなります。


夜はなかなか眠れず、朝は早くに目が覚めてしまう。

そのために夏になると寝た気がしない・・・という人が多いのです。


エアコンを使えば、体温が下がりやすくなり入眠しやすくなるのですが

冷えすぎて体がだるくなったりと、体調不良の原因になる心配もあります。


夏の寝苦しさの原因を下のようにまとめてみました。

■ 寝室の温度が高い。

 体温調整ができず、入眠に向け体温が下がらない。

■ 日の出が早い。

 朝、体温が上がってしまうため、早めに目が覚める。

■ エアコンの使い過ぎのため、寒さで目覚める。

■ 汗でぬれた寝具がまとわりつく、気持ち悪い。

■ 繊維が汗を吸うことによる吸着熱が発生する。


それでは、エアコンに頼らずに夏の夜にぐっすり眠るためにはどうすればいいか!?


続きは ↓

http://salaf.blog.so-net.ne.jp/2011-05-31
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明日への活力 ~睡眠の役割~ [眠りについて]

” 眠りの役割は何か? ”


こう聞かれたときに、私はこう答えることにしています。


 明日への活力。


睡眠の機能は、脳の再生、体の再生です。

眠っている間、人間の体は何もしていないわけではなく

活発に動いています。

一日活動して破壊された部分を改修、補強し、足りなくなったものを補充します。

脳の中では、データの整理整頓、必要な記憶を残し、いらない記憶は捨てる。

そして、翌日また元気に前向きに活動できる体制を整えるのです。


それはすべて明日のため。


より良い明日を生き、未来を切り開くために眠りはあるのです。

充実した眠りは、充実した明日の活動につながり、充実した未来を作り出します。


未来への不安は、確かにそれ自体が「不眠」の原因になります。

そして「不眠」は同時に明日の活力を奪います。

不眠とノイローゼに深い関係があることは、よく知られています。

不安が原因となって不眠になり、不眠が原因でノイローゼが悪化する。

まさに悪循環です。


(いずれブログに書きますが、私も以前不眠で悩んだ時期がありました・・・)


人間ですから、誰しも不安になり・・・少々の不眠は経験することでしょう。

そんな時に、気持ちを切り替えたり、寝具や睡眠環境を見直してみたりして

再び充実した眠りを取ることで、明日への活力も蘇ります。


充実した眠りを取れる人こそ、充実した未来が切り開ける。


明日への活力のため、眠れる時にはしっかりと眠ることをお勧めいたします。

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「睡眠時の体温変化」と「汗」の役割、そしてサラフ [眠りについて]

今回の話は少し難しい単語を使います。


 ”良質の睡眠 ”


これには様々な定義があります。

その定義のひとつに

「深部体温の下がり具合」

があります。

深部体温とは、体の内部の温度・・・そして「脳の温度」と言われています。



睡眠時には、この深部体温が下がります。約1.5~2℃。

代謝を少なくして、脳や体を休めるために温度を下げるのです。

体中の血管を通じて体内の熱を、外に逃がすというメカニズムです。

そのため、冷え性などで末端の血行が悪い人は、熱が下がりきらず

なかなか寝付けないこともあります。



それから夏のように外気温が高い場合は、熱が逃げにくくなります。

その時に活躍するのが「汗」です。

汗の主な役割は「放熱」。

汗が蒸発する際に、体から熱を奪い、体温がスムーズに下がります。

そのため夏に健康的に睡眠を取るためには


①汗をかく

②汗をスムーズに蒸発させる


この2つが重要になってきます。

「汗」に関しては、またの機会に詳しく書こうと思いますが

エアコンの効いた部屋にずっといたり、運動をあまりしないと

汗をかく機能が退化して・・・いわゆる「汗かき下手」な状態になります。

あまりエアコンに頼らず、適度な運動をすることで「汗かき上手」になれるはずです。


そして、汗が水分のままでは熱を奪いません。

また汗でパジャマや寝具がびっしょりの状態では、不快感も加わり寝苦しさの原因にも

なります。

濡れたままの寝具は、カビの発生にもつながりますから、衛生的にもよくありません。


夏の寝具には、汗を素早く吸い取り、蒸発させる機能が必要です。


<サラフ>は、汗をしっかりと受け止め、水蒸気として空気中に逃します。


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「安眠」ということ [眠りについて]

私が睡眠にとって一番大切だと考えていること

それは「安心」ということ。

つまり安心できる環境が整っていて、はじめて人は深い睡眠とることができるのです。

それが「安眠」ということです。


私に「安眠」について教えて頂いたのは、

今もお世話になっている足利工業大学 小林敏孝教授 です。

教授と初めて会ったのは約8年も前の話です。

研究室で名刺交換をしながら、私はシーツや布団カバーなど睡眠時に人の肌に
触れる商品を作っていることを説明しました。


すると教授は私にこんな質問をしました。


” あなたは睡眠にとって一番大切なことを知っていますか? ”


まともに答えられない私に教授はこう答えました。


” それは、「安心」です。 ”


そして、こう続けました。

肌に直接触れるシーツはとても眠りにとって重要です。

「肌触りがよい」、「清潔である」、「安全である」

肌で安心を感じ取ることによって、脳が安心を感じ、それが睡眠に繋がる。


その言葉は、私の胸に深く突き刺さり、今も寝具の開発をする原点になっています。


付け加えると

「安心」 = 「深い睡眠」

には理由があります。

元をたどると…野生動物


野生のシマウマは立って寝ます。それはいつ天敵に襲われるか分からないからです。
そして睡眠自体も浅く、いつでも覚醒出来るようになっています。

ライオンでも腹を下にして眠り、すぐに走りだせる体制で眠ります。

つまり、睡眠は「天敵に襲われる危険性がない」と確信して始めて熟睡できるものなのです。


仰臥位(つまり仰向け)で寝ることができるのは人間だけです。


しかし、その人間も仕事のストレスや、ささいな心配事があるだけで

「安眠」出来なくなります。

季節を考えると温暖化による熱帯夜も、睡眠に対するストレスになると思います。



現代のようなストレス社会では、理想の「安眠」を取ることは難しいのかもしれません。

しかし、寝具を見直すことにより睡眠環境が改善され「安眠」できるようになるのであれば

少しは私たち寝具メーカーの役割もあると思います。


私たちは「安眠」のため、少しでも睡眠に対する不安を取り除くことが仕事と考えています。


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